昨日はなかなかショッキングな日でした。
仮想通貨取引所として日本で大手の「コインチェック」から、5億2千万NEM(580億円分)が不正に流出しました。
夜中は記者会見が開かれていましたが、何かを質問されても「検討中です」というコメントが多かったです。
まあ事件が起きてからすぐなのでしょうがないですが、記者会見の内容をまとめるとこんな感じです。
・ハッキングされたのはNEMのみ
・流出した分の補償は未定
・ハードフォークは行われない
・ビットコイン以外は入出金・売買停止で再開は未定
・ハッキングの記録は残っている状態
・事業を継続する方法を検討中
・セキュリティは内部開発
・昨年6月に発表したなりすまし保証は未実施
つまり、流出した分を補償できるかも怪しい状態で、下手するとNEM以外の通貨も引き出せず倒産する可能性があります。
最近は仮想通貨が全体的に下降気味だったのが、韓国の問題も解消して少しずつ回復してきていましたが、ここに来てマウントゴックス以上の事件が起きてしまいました。
コインチェックが発表してから通貨全体が下落しています。
出川さんのCMを見て仮想通貨に興味を持った人も、今回の事件があると参入を諦めるケースが多そうです。
価格が落ちているのを逆に好機と捉える事も可能ですが、やはり取引所に一定以上の通貨を置いておくのはダメですね・・・。
特にNEMはそろそろウォレットを作らないと・・・と思っていた矢先でしたし、巻き添えでコインチェックに置いているリスクとリップルも無くなりそうです。
資産の40%ほどですから、何とかコインチェックには頑張って欲しい所です。
今回の事件から、ハードウォレットがまた人気出そうです。
ハードウォレットはオンラインではなくUSB経由でデバイスに保管出来ますから、取引所がハッキングされても痛手はありません。
全ての通貨には対応していませんが、きちんと資産を管理したい方はお勧めです。
メジャーなのはこの2つです。
Ledger Nano S (レジャー・ナノS)ビットコイン&イーサリアムハードウェアウォレット【正規品】
ビットコインウォレットTREZOR(トレザー) (ホワイト)
どちらも利用者が多いハードウォレットですし、もし機械が故障してもキーを覚えておけばまた復旧が出来ます。
仮想通貨に投資されている方はぜひチェックしてみてください。