確定申告や債務管理に使える会計ソフト「マネーフォワード クラウド」ですが、個人事業主向けプランが2020年6月2日からプラン改定・新設が行われます。
今回はその改定・新設内容と、それによって得する人・損する人をまとめていきます。
今利用している方だけではなく、今後マネーフォワード クラウドを利用しようか悩んでいる方も参考にしてください。
プラン改定で得する人・損する人
詳しい改定内容を書く前に、まずは得する人・損する人をまとめておきます。
コレに当てはまる方は必ず改定内容をチェックしておきましょう。
<プラン改定で得する人>
・いま「パーソナル」プランを使っている方
・いま「パーソナルライト」プランを使っている方
・出来るだけ安い有料プランを利用したいと思っている方
<プラン改定で損する人>
・いま無料プランを使っている方
では、実際の改定内容をまとめていきます。
MFクラウドの改定内容について
2020年6月2日からは、以下のように変わります。
プラン名 | ~6月1日 | 6月2日~ |
---|---|---|
パーソナルミニ(新設) | なし | 月額980円(年額9600円) |
パーソナルライト(廃止) | 月額1280円(年額11760円) | なし(パーソナルへ自動移行) |
パーソナル(値下げ) | 月額2480円(年額23760円) | 月額1280円(年額11760円) |
パーソナルプラス(変更なし) | 年額35760円 | 年額35760円 |
6月2日以降は、パーソナルミニというプランが新設されます。
パーソナルミニでは、コレまでのどのプランより月額料金が安くなります。
逆に、パーソナルライトは廃止となります。
現在パーソナルライトを使っている方は、自動的にパーソナルへと移行されるようになります。
パーソナルプランは従来のパーソナルライトと同じ月額料金になるので、移行によって損する事はありません。
パーソナルプラスだけは、6月2日以降も特に変更はありません。
無料プランの機能変更
そして、6月2日以降は無料プランの機能変更があります。
機能変更というか、使えなくなる機能ばかりです。
実際には、
・債務管理機能(全て)
・帳簿情報のCSV出力
・推移表、部門別集計表、前記比較の利用(閲覧)
・確定申告書の作成機能
・消費税集計機能
・メンバーの新規追加
・銀行取引明細の手動取得
これらが全て、6月2日以降は使えなくなります。
私もこれまで無料プランで確定申告書だけ作っていたんですが、2020年6月2日以降は無料プランだと確定申告書も作れなくなるという事です。
つまり、有料プランへ登録しないといけなくなるということですね。
私はマネーフォワードクラウドに慣れてきたので、パーソナルミニ(月額980円)ぐらいなら登録しておこうかなと思います。
パーソナルミニでも、
・仕訳登録
・確定申告書の作成機能
・メールまたはチャットサポート
これらが可能なので、パーソナルミニでも個人事業主が使う分には十分そうです。
アプリ「マネーフォワード」にクレジットカードや銀行口座を登録しておけば、会計ソフト側にも連動されるので初めて使う時でもカンタンですよ。
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