地震の時に防災グッズがないと、避難生活が大変なだけじゃなくて、精神的なストレスもとてつもなく大きくなります。
今回は、突然起きる地震に対して今から備えておくべき防災グッズをまとめていきます。
日本は地震大国と昔から言われていますが、最近はどこにいても地震で被災する可能性がありますね。
北海道・東北でも大きな地震があったし、関東も北陸も関西も中国地方も九州も、ここ5年ぐらいで震度6を超えるぐらいの大きな地震が起きています。
東海地方や四国については、ずっと前から南海トラフ地震が起きると言われているので、日本のどこにいても逃げ場がないって感じです。
そこで大事なのが、防災グッズを揃えておく事です。
私は東日本大震災のときは青森にいて、熊本地震の時には熊本にいましたから、デカい地震に2回も当たりました。
当時の部屋もこんなにグチャグチャになりました。
左端にあったベッドがほぼ中央に来てますね。
ガスコンロも落ちたし、洗濯機は思いっきり倒れてます。
でも防災グッズがあれば、被災していても何とかメンタルを保ちつつ日常に戻るまで生活することができます。
青森にいた時は防災グッズが無かったんですが、流通が復活してからすぐに2万円分ぐらい買いました。
今回は私が経験した避難生活や使ってきた防災グッズの中で、
「これは絶対にあった方がいい」
という防災グッズを3種類まとめていきます。
「いつ来るか分からないし、揃えるのも面倒だな…」
という方も、絶対にこの3種類は持っておいてください。
私は当時一人暮らしをしていましたが、家族がいる方の参考にもなると思いますので、よければ読んでいってください。
地震の時に絶対必要な防災グッズ
まずは、絶対に持っておいたほうが良い防災グッズをまとめます。
①大容量モバイルバッテリー
②保存食や飲料水
③非常用ブランケット
防災グッズ① モバイルバッテリー
大きな地震が起きると、ほぼ間違いなく停電が起きます。
停電になって避難生活をした時に、私が一番困ったのはスマホの充電です。
「モバイルバッテリーがあるから大丈夫だよ」
と思われるかも知れませんが、その容量はどれくらいですか?
モバイルバッテリーは「10000mAh」という風に容量が決まっているので、これをチェックしてみてください。
一人暮らしでも、被災してから復旧するまで3日かかるとすれば、最低でも10000mAh~20000mAhは必要です。
よく売ってるのは5000mAh程度ですが、これだと満充電は1回しか出来ないでしょう。
スマホは通常でもバッテリーが3000mAhぐらいあるんですが、これをモバイルバッテリーだけで満充電するためには1回で大体4000mAhほど使用します。
普段は毎日充電しているスマホなのに、3日間の避難生活で1回しか満充電出来ないと考えると、怖いですよね。
しかも、普段よりもスマホを触る機会は増えるはずなので、バッテリー消費も当然増えます。
なので、一人暮らしの方は20000mAhクラスのモバイルバッテリーを1つは持っておく事をおすすめします。
ファミリーの方なら、20000mAhクラスのモバイルバッテリーをスマホの台数分持っておいた方が良いでしょう。
ベストは、ソーラーパネルで充電もできるタイプのモバイルバッテリーです。
こういうやつですね。
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これも20,000mAhぐらいのモバイルバッテリーです。
正直いって、ソーラー充電したとしても充電速度はちょっと遅いです。
でも、普通のモバイルバッテリーで残量0に近づくと、停電が復旧しない限りバッテリーは使えません。
このときって絶望感がとんでもないんですよ。
その点、ソーラー充電タイプなら遅くても充電がされていくので、少しでも日光に当ててさえいれば希望が見えます。
これなら絶望感を味わなくても済むんです。
値段が大して変わらないタイプもあるので、通常タイプよりはソーラー充電タイプをオススメします。
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あと、ファミリーの方はどうせならポータブル電源があっても良いかも知れません。
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これなら家族全員のスマホを一気に充電出来るし、コンセントを差して普通の家電が使えるのでかなり幅広く使えます。
これと電気毛布を組み合わせて使えば、冬はかなり快適になりそうです。
地震になった時は、
・LINEや電話で家族や友人の安否確認をする
・ラジオやTwitterなどで地震の情報やニュースを仕入れる
・暗い場所をライトで照らす
・近くの避難場所を調べる
・緊急地震速報を受け取る
などなど、スマホがものすごく活躍します。
逆に、スマホのバッテリーが少なくなってくると精神的なプレッシャーが5倍ぐらいになります。
あくまで体感ですけど、避難とか停電っていう非日常的な空間でスマホが使えないっていうのはそれぐらい衝撃的な事件なんです。
なので、大容量モバイルバッテリーは絶対に持っておきましょう。
防災グッズ② 保存食と飲料水
これも当然ですが、保存食と飲料水は必須です。
地震が起きると、そこら中のスーパー・コンビニから食べ物・飲み物がキレイに無くなります。
しかも一瞬です。
ちょっとでも遅く入ると、見たことがないぐらい商品棚が空っぽになっているので、自宅に保存食や飲料水を備えておく必要があります。
私は保存食として、カロリーメイト(ロングライフ)とウィダーインゼリーを大量に持っています。
カロリーメイト(ロングライフ)は賞味期限が3年間もあるので、通常タイプよりも防災グッズとして適しています。
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そしてウィダーインゼリーは、飲めばお腹も少し膨れて喉も潤うので、熊本地震のときは飲み物代わりに飲んでいました。
賞味期限は1年程度ですが、お腹も喉も満たせるということで有能です。
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でもやっぱり白米も食べたくなるので、こういうセットがあるとかなり良いと思います。
水だけで食べられるようになるアルファ米を使っているので、数日で食べ飽きるということは無いはずです。
スープとかおかずとかパンもありますからね。
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賞味期限が5年もあるので、買ってすぐムダになる事はありません。
水については普通のミネラルウォーターでも良いですが、5年以上保管できる「長期保存水」っていうのを買ったほうが良いです。
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「ミネラルウォーターは未開封なら賞味期限が切れていても問題ない」
という方もいますが、断水状態でお腹を壊したら本当に地獄です…。
長期保存水も高いものじゃないので、どうせなら買っておいたほうが良いですね。
防災グッズ③ 非常用ブランケット
これは、簡単にいえばアルミニウムのシートです。
何に使うかといえば、体温の維持です。
地震が起きてすぐに家を飛び出したとすれば、しっかりした防寒対策が出来ているとは限りません。
特にパジャマとかだと最悪ですね。
春や秋で日中は暖かくても、満足に暖房が入れられない避難所や車中でずっとパジャマというのはかなり体力を削られるんです。
もちろん外に着ていくような服装だとしても、長時間そのままでいるとどんどん体温が下がっていきます。
避難所で寒そうにしている被災者の方々を、テレビで見たこともあると思います。
そこで便利なのが非常用ブランケットです。
これを体に巻き付けておけば、体温を反射して予想以上に暖かさを与えてくれます。
個人的には、毛布なんかよりも非常用ブランケットの方が暖かいと感じました。
かなりペラペラなんですが、アルミの特性なんだと思います。
ペラペラということは、持ち運びもしやすいということです。
モバイルバッテリーや保存食・飲料水と一緒にリュックとかに入れておけば、ほとんどのケースで活躍してくれるはずです。
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これは結構安いんで、最低でも人数分は持っておくようにしましょう。
破れる可能性もあるので、できれば人数分×2~3枚ぐらいが良いと思います。
地震の時に絶対必要な防災グッズ まとめ
どうでしょうか。
色々と便利な防災グッズはありますが、
○ソーラー充電タイプの大容量モバイルバッテリー
○長期保存ができる保存食と飲料水
○非常用ブランケット
この3つは最低でもあった方が良いです。
「来るかも分からない地震のためにたくさん買うのはなぁ」という方も、この3種類だけは絶対に揃えておいてください。
地震が起きて被災したとしても、この3種類さえあれば最悪の避難生活だけは回避出来るはずです。